資格

33歳SE男がFP3級に2回目で合格した話

合格証書

今年の5月にFP3級を取得しました。

今年は4つ資格を取る予定でして、そのうちの1つめ。

いいスタートを切りたかった。

 

しかし、実技で一度落ちてしまいました。泣

 

とはいえ、得るものは多かった。

税金や相続以外の「非ファイナンシャルな大事なこと」も学べたので、
今回は勉強法や学習過程と併せて、そのへんもお伝えできれば。

 

福ねこ
福ねこ
さいごまでたのしんでいってね。

FP3級の学習のきっかけ【不安・仕事】

米ドル紙幣の扇子を持つ灰色のシャツを着た女性

筆者はお金関係の仕事をしていません。
システムエンジニア1年生です。
なのにFPを勉強し始めた理由。

それは、

結婚して仕事も変えたけど、お金大丈夫か?

 

と思っていたから。

これまで32年間、独身ひとりぐらし。
正直、金銭面に関しては余裕でした。

新卒から勤め続けた会社からは安定した給料が入るし、ボーナスもある。
毎月それなりにムダづかいしても、貯金も投資もできていました。

しかし、結婚を機に、妻の地元に引っ越し。
引っ越し代もそれなりにかかりましたが、なにより年収が大幅ダウン。
こないだちゃんと計算したら、230万下がってました。

前職で出ていた家賃補助もなくなる。
独身の時はワンルームの物件で家賃5万5千円でした。
現在住んでいるのは、2LDKの家賃10万円の物件。

入ってくるお金は減って、家賃は2倍。
妻は自分の事業を開始して、まだ軌道に乗っていないので、家賃水道光熱費、全額自分負担。

考えなくてもわかるくらい、財政危機です。

この危機感から、本格的にお金を勉強しようと、FPの勉強に着手しました。

勉強法と勉強期間

person holding ballpoint pen writing on notebook

3級の勉強は、主に「過去問道場」を使いました。

過去問道場トップページ全員がお世話になるやつ

無料で使えます。
(課金すると広告が消えます)
PCだけでなく、スマホからスキマ時間にも勉強できますので、とても便利。

このサイトをスマホのホーム画面に登録して、すぐに開けるようにしていました。

基本的に、3級なら市販の教材は不要で、過去問道場だけで合格までいけます。
3級のテキストおよび問題集に、お金は一銭も払っていません。

ちなみに、受験代は、学科4,000円+実技4,000円=合計8,000円です。

 

計算問題は、A4のコピー用紙に書きながら解いていました。

知識問題も、間違えた問題の解答は、A4コピー用紙に書き写して覚えるようにしてました。

机との段差がないおかげで、ノートより書きやすくてストレスがないのでおすすめ。

加えて、移動中や手がふさがっているときは、YouTubeで解説動画を流していました。

ほんださんの3級コースにお世話になりました。

ほんださんの動画高音が耳にこびりつく

勉強期間は、一度目の試験は1ヶ月半くらいの勉強期間で望みました。
3級の合格率は、約80%。
6割の得点が取れれば受かります。

 

「落ちるわけないやろ! こちとら簿記2級もっとんねん!」
と余裕をこいて一週間前にフェスに行ったり、ナメた態度で試験に挑んだところ、

 

 

 

普通に落ちました。

一問に泣いた一度目の試験

黒い帽子とヘッドフォンをつけてベンチに座っている男

一度目の試験の結果がこれです。

学科:40点(36点で合格)
実技:55点(60点で合格)

 

1回目の得点1回目の得点

 

今のFP試験はCBT方式で試験会場のPCで受験可能。

試験を終了した瞬間に得点がディスプレイに表示されます。

午前に受けた学科は合格して調子づいていた筆者の眼前に、

 

 

55点

 

 

が表示されたとき、一瞬息が止まり、そして視界が急激に色あせていきました。

 

 

この試験のあと、妻とお祭りに行く予定でした。

 

 

そのあとのお祭りの空気がどんなだったか。
あなたのご想像にお任せします。

 

余談ですが、正月におみくじを引きました。

ダルマみくじ:小吉願いが叶ったら右目を入れる

ダルマみくじです。

そこに書かれていたのはこれ。

ダルマ様のおことば

このみくじにあう人は
気を抜かずに取り組めば
救いの手があらわれるかも

 

気を抜いた結果、救いの手は訪れませんでした。

注意! FP試験は再受験に1ヶ月の待機が必要

黄色い壁に三角形の看板

簿記も、3級と2級は2回ずつ落ちて3回目で受かっています。

筆者が購入した「みんほし」
32歳文系事務職社会人の簿記3級ネット試験受験記録(戦略的3度目の正直) 今年3月に基本情報技術者試験に合格したことに勢いづき、簿記3級も挑戦してみました。 結果、なんとか合格しました。 ※しかし3...
3回目の試験結果
文系Fラン大卒32歳社会人、簿記2級合格体験記【突破口は「写経」】 前回『簿記3級合格体験記』をアップしました。 https://www.moneycatss.com/boki3kyuu-l...

 

簿記は、落ちても3日後には再受験できました。

しかし、FPは、落ちると1ヶ月は受験できません。
これがツラい。

このあとに、もっと難しい資格に挑戦する予定だったのに、そこにあてる予定だった勉強時間が1ヶ月も圧迫されるのがしんどかった。

だから、FPは一発合格を目指すべきです。

ちなみに、学科は6割を超えていたので、次の試験からは免除されました。

FP3級で学科か実技の片方だけ合格した場合、
その一部合格は「合格した試験実施日の翌々年度末まで」有効

 

おかげで、5月に受けた試験は実技だけに集中できました。

リベンジ達成。

とはいえ、70点でギリギリでした。

 

1ヶ月後、実技も合格1ヶ月後、実技も合格

 

そもそも、学科と実技は同日に受ける必要はありません。

それぞれ別日に受けることができます。

今考えれば、学科は学科で集中して受けて、合格後に実技を集中的に勉強した上で実技試験を受ければよかったと思っています。

「実技より学科がむずかしい」は人による

昼間の茶色い芝生に3羽のキリン

FPの試験は、「学科のほうがカンタン」と言われています。

 

が、僕は、実技のほうが苦手。

 

のちに2級も受けましたが、こちらも実技の点数のほうが低かった。
なぜなら、計算問題が苦手だから。

学科ばかりに気を取られて実技が手薄にならないように、平行して、同じ量の問題演習をこなす必要がありました。

FP3級で得られた「墓場までのお金の見通し」

昼間の黒い望遠鏡

FP3級で得た知識に、即効性はありません。

しかし、中長期的に見て、学べて良かった知識がたくさんあります。

たとえば、相続や住宅ローン控除、年金の繰り下げなど、これから起こりうるライフイベントについて、「見通し」がつきました。

何に、いつ、いくら控除がかかるかがわかったおかげで、心配が減りました。

金銭的負担を免れるための制度の申請期限など、知っていないと大損するような知識も多かった。

また、すでに新NISAでインデックス投資は行っていましたが、投資に関する周辺知識が補強されたのもよかったですね。

資産グラフ
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個人的には、

 

資産形成に直接役立つ知識がほしいなら、マネー本を読んだほうがいいと思っています。

 

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しかし、FPで、お金に関する語句の正確な意味が理解できるので、FPを読んでからマネー本を読むと、スイスイ内容が頭に入ってきます。
ちょうど、英単語を覚えたから、英文が読みやすくなる感覚に似ています。

せつやくま
せつやくま
FPでマネーリテラシーの基礎固めができるんだね。

FPは他資格のオリエンテーション

白と緑の矢印記号

FPは、大きく次の6分野から構成されています。

・ライフプランニングと資金計画
・リスク管理
・金融資産運用
・タックスプランニング
・不動産
・相続・事業承継

 

年金や社会保険、生命保険、株式や投資信託、税金、不動産、相続など、かなり幅広い分野から出題されます。

そのため、FPを勉強すると、お金に関する知識を広く浅く身につけることができます。

そして面白いのが、FPの学習範囲は、ほかの資格と重なる部分も多いということ。

たとえば、「ライフプランニングと資金計画」では、公的年金や健康保険、雇用保険などを学びます。ここは社会保険労務士の学習分野とも重なります。

「金融資産運用」では、株式、債券、投資信託、経済指標、企業分析などを学びます。さらに深く金融について勉強したくなれば、証券外務員証券アナリストなどにつながっていきます。また、企業の財務諸表や経営指標に興味を持ったなら、簿記を勉強してみるのもいいでしょう。

「タックスプランニング」では、所得税や住民税、法人税など、税金の基本を学びます。ここをさらに専門的に突き詰めていけば、税理士の世界につながります。簿記とも関連の深い分野です。

「不動産」では、不動産取引や建築基準法、都市計画法、登記、税金などを扱います。この分野がおもしろいと感じたなら、次に**宅地建物取引士(宅建)**を勉強してみるのもおすすめです。

「相続・事業承継」では、相続税や贈与税、遺言、不動産の相続などを学びます。税金に興味があれば税理士、相続登記など法律面に興味があれば司法書士など、さらに専門的な資格につながっていきます。

もちろん、FP3級で学ぶ内容と、それぞれの資格の試験範囲がそのまま一致しているわけではありません。

ただ、

不動産がおもしろかったから、次は宅建を勉強してみる。

企業の数字を見るのがおもしろかったから、簿記を勉強してみる。

年金や社会保険に興味を持ったから、社労士について調べてみる。

という具合に、FPは「自分がお金のどの分野に興味を持つのか」を知るきっかけにもなります。

そういう意味でも、FP3級は、お金の勉強を始める最初の資格として最適。

せつやくま
せつやくま
興味関心の領域を広げてくれるいい機会になるね。

おわりに

日当たりの良い窓のそばの植物のそばに置いて、グローブと飲み物を

FP3級は国家資格ですが、合格率約80%とハードルが低めで取り組みやすい。

資格初心者のあなたにもおすすめ。

 

「FP3級は役に立たない」という意見もあります。

たしかにこれがないとできない独占業務はないし、転職で強く評価されないかもしれない。

でも、お金まわりの幅広い分野の基礎を固めてくれて、FP2級へのステップアップや他の資格へのイントロになってくれます。

 

僕はシステムエンジニア一年生で、建築関連のシステムにたずさわっています。

「不動産」の分野で学んだ都市計画や建ぺい率、登記簿まわりの基礎的な知識は、システム構築作業における「これどういう意味だろう…?」というノイズを払ってくれて、顧客理解にもつながりました。

 

これは、勉強をはじめる前には予期していなかったメリットです。

 

事務職からシステムエンジニアに転職するときに実感しましたが、資格は持っておいて損はありません。

業務に直接関係の無い簿記3級ですら、面接でプラスに評価されたんですから。

「資格に意味は無い」「FP3級とっても意味ない」というのは、個人の意見であって、世間の総意ではありません。

評価してくれる人も必ずいるので、そこに刺さればいい。

あなたがFP3級にすこしでも興味があるなら、この機会にぜひ勉強をはじめてみてください。

2ヶ月先の試験を予約して、過去問道場を解き始めましょう。

油断さえしなければ、きっと合格できるはずです!

 

ちなみに、冒頭で書いた「非ファイナンシャルな大事なこと」とは、

 

どんな合格率の高い試験もナメてはいけないという教訓

 

でして、この教訓のおかげで、次に受けた漢検準一級とFP2級はいずれも一発合格できました。

割とマジで、試験に合格するかどうかって、「ナメてるか、ナメてないか」で決まると思ってます。

 

だからあなたも、どうかナメないで、一発合格を。

 

福ねこ
福ねこ
さいごまで読んでくれてありがとう。