節約

セカンドストリートでブランドバッグの買い取り価格を1万円上げた方法

タイトルの答えを先に言ってしまうと、下記のとおり。

 

査定額の書類を出されたあと、すこし考えて、「売るのはやめときます」と買い取り担当者に伝える

 

上記のとおり。

先日セカストにヴィトンのショルダーバッグを売りに行った際、この方法で、買い取り価格が1万5千円から2万5千円になりました。

 

「方法」とは言ったものの、実際には偶然の産物です。

査定額を見て「安すぎだろ」と思い、売るのをやめる旨を伝えたところ、結果的にこうなったのです。

「メルカリでなかなか売れないから、手っ取り早く中古ショップで売っ払おう」
とお考えの人はぜひ試してみてください。

これ以降は、「なんでブランドものに手を出したのか」などの余談を書いています。
興味があれば、暇つぶしがてら読んでみてください。

バカにしていたものを片っ端から試す夏

お金の使い方には、「良い使い方」と「悪い使い方」があります。

「ブランドのバッグを買う」というのは、見栄のための無駄遣い。

そもそもデザインが特別すぐれているとも思えず、明らかに服の色味に合っていないブラウンのヴィトンバッグを街で見るたび、嫌悪の目を向けていました。

お金に関する心理学でも、「奢侈財(しゃしざい)の消費は幸福度を上げることなく、どうせ使うなら経験や成長にお金を使うべき」、というのが定石。

上記のようなことを散々勉強をしてきた僕ですが、今年の夏に、セカンドストリートで中古のヴィトンのショルダーバッグを、6万円で購入しました。

なぜ、幸福度と貴重な夏のボーナスのひとかけらをドブに捨ててまで、ヴィトンのバッグを買ったのか。

それは、「経験」ととらえたから。

ブランドものを買ってみる、所有してみるという体験は、過去の僕からしてみれば「人生初の体験」。経験の1つとしてカウントできないこともない。

そもそも、生活に必要なもの、嗜好品はすでに揃っており、心からほしいと思えるものがありません。

また、「ブランドものを持っているとモテるのか」を実際に確かめ、この件について実体験に基づいた意見を持っておきたかったというのもあります。

中途半端なブランドなら、ともかく、一流ブランドならリセールバリューも高い。

買って微妙なら売ればいい。そんな心理的セーフティネットも働いて、購入に踏み切りました。

中古でも高すぎ

セカンドストリート 広島祇園店|衣類・家具・家電等の買取と販売なら、あなたの街のリユースショップ(リサイクルショップ)セカンドストリート

そんなこんなで購入を決意しましたが、さすがに新品には手が出ません。

僕が興味があったのは、「高級ブランドの持ち主は、どのような扱いを受けるのか」でした。なので、新品である必要はありません。

ロゴさえついていればよかったので、中古ショップに行くことにしました。

メルカリで買ってもよかったのですが、どうせなら普段使いしやすいサイズのものがよかったので、実物が見れる店舗で買いたかったのです。

中古を買う、ということで真っ先に思い浮かんだのが、近所のセカンドストリートでした。

その店は1階入り口に大量のヴィトンのバッグをディスプレイしており、そのドヤるような配置のインパクトが印象に残っていました。

さっそく、その店舗に足を運びました。

選ぶなら、小ぶりのショルダーバッグがいいと思っていました。

デザインが良さげなものを選んで手に取ると、値札には「85000円」とあります。

こんなに小さいのに。中古なのに。

「オレもこんなに強気に振る舞ってみたい」と思わず嫉妬してしまいました。

続けてショルダーを探していると、あまりデザインは好みでないものの、「68,000円」となんとか現実的なものを見つけ、購入しました。

ブランドものに意味なし

筆者が購入したヴィトン筆者が購入したヴィトン

1ヶ月ほど使ってみました。

というか、実際に外で使ったのは3回ほど。

そして、ブランドものにはなんの意味もないということがわかりました。

主にデートで使ったのですが、2回目に繋がらなかったり、遠回しにダサいと言われたり、散々でした。

その後、自然なファッションでデートに臨んだ方が、よっぽどうまくいきました。

総じて、ブランドのバッグを持ったことで得したことは一度もありませんでした。

それに、皮が丈夫すぎて、なかなか口が開かず、かえって使いづらい。中のものが取り出しづらい。

無印良品で買った3000円のものの方が、よっぽど使いやすいし合わせやすかったですね。

おわりに

セカンドストリートの買取申込書セカンドストリートの買取申込書

ということで、購入して3ヶ月もしないうちに売りました。

ほぼほぼ、レンタルみたいな感じでしたね。

今回紹介したハック(?)を見つけられたのと、「ブランドものはやっぱり意味ない」ということを3万円の実習で学べたのは、この先の人生の長さを考えると、意味があったことなのかな、と。

おさらいすると、セカストでブランドものを高く売る方法は下記のとおり、

 

査定額の書類を出されたあと、すこし考えて、「売るのはやめときます」と買い取り担当者に伝える

 

上記の通り。

一度奥に引っ込んだあとに査定額を書き直してきて、よくわからない言い訳を聞けば、高く売れます。僕の場合は1万円アップしました。

最初の売値が1万5千円で、1万円アップして2万5千円、買取額20%アップキャンペーンが適用されて、最終的に3万円で売却。

 

そもそもブランドものを買うべきではないですが、すでに買ってしまって処分に困っている人は、ぜひ試してみてくださいね。