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Kindle Paperwhiteを買おうか迷っている人へ。本音でレビューします

読書が快楽化する。

 

『Kindle Paperwhite』を購入して1年が経過しました。

そこで今回は、実際の使用感をレビューしていきたいと思います。

 

・紙の本
・スマホやPC

上記で読書するのと何が違うのか?

それぞれレビューしていきます。

福ねこ
福ねこ
最後までよろしくね。

もくじ

レビュー結論:買ってよかった

毎日使っています。

なぜなら、めちゃくちゃ使いやすいから。
紙の本、スマホやPC、タブレットで読書するときのストレスをすべて消してくれます。

僕の読書ライフに欠かせなくなりました。

 

「読書好き」、もしくは「読書量を増やしたい人」にはベストバイなアイテムです。

Kindle paperwhiteとは

そもそも『Kindle paperwhite』とはどんな端末なのかを解説します。

カンタンに言うと、紙の本と電子書籍のいいとこどりをしたようなアイテム。

 

スマホやiPadと大きく違うのは、E-ink画面を採用していること。

 

E-inkとは?

電子ペーパー。
アメリカの同名会社が発明し、極めて紙に近い画面を実現。
バックライトを必要としないため、目に優しいのはもちろん、省電力で充電が長く持つ。

 

目に優しく、紙の本とほぼ同じ読み心地です。

スマホやPCはバックライトで僕たちの目に向かって光を放ちます。

しかし、Kindle端末はフロントライトを採用。

バックライトとは反対に、画面に向かって光を放ちます。

なので、「目がやられる感」がありません。

 

なお、
この端末の用途はAmazonで購入した電子書籍を読むこと。

この1つだけ。

 

ネットサーフィンをしたり、YouTubeを観たりはできません。

あくまでも集中して読書するための端末です。

AmazonでKindle本を注文すると、自動的にKindle端末に入ります。

 

下位モデル、上位モデルとの比較

paperwhiteは読書専用端末、『Kindleシリーズ』の中間モデル。

下位モデルに『kindle(無印)』、上位モデルに『Kindle oasis』があります。

Kindle Kindle Paperwhite Kindle Oasis
参考価格 ¥8,980〜 ¥13,980〜 ¥29,980〜
ディスプレイサイズ 6インチ 7インチ 7インチ
容量 8GB 8GB/32GB 8GB/32GB
解像度 167ppi 300ppi 300ppi
フロントライト LED4個 LED5個 LED25個
防水機能 なし あり あり
フラットベゼル なし あり あり
色調整ライト なし なし あり
明るさ自動調整機能 なし なし あり
ページ送りボタン なし なし あり
接続方法 Wi-Fi Wi-Fi・Wi-Fi+無料4G Wi-Fi・Wi-Fi+無料4G
カラー ブラック・ホワイト ブラック・トワイライトブルー・プラム・セージ ブラック

 

Kindle paperwhiteのメリット

メリットを一文で表すなら、下記。

読書量、読書時間が圧倒的に増え、
読書にまつわるストレスがすべて消える

 

結果的に、効率的に知識が増やせます。

知識が増えれば、日常生活で正しく賢い合理的な判断を下せるようになります。

仕事、恋愛、人間関係、金銭関係、自己肯定感等、さまざまな面でトクをします。

筆者も、kindle読書のおかげで下記の恩恵を受けました。

・彼女をつくった
・筋トレでガリガリからマッチョ体型へ
・副業で初の収益発生
・節約
・ストレスを受けても速攻で解消してストレスフリー

 

また、読書が完全に習慣になります。

読書習慣が身についている人は、それがさらに強化されます。

なぜなら、読書にまつわるめんどくささやストレスがなくなるから。

ものごとが習慣化されるには、一定の法則があります。

ジェームズ・クリアーの『複利で伸びる1つの習慣』によると、以下のとおり。

第1の法則 : はっきりさせる
第2の法則 : 魅力的にする
第3の法則 : 易しくする
第4の法則 : 満足できるものにする

『複利で伸びる1つの習慣』より

 

kindle paperwhiteを使うことによって、上記の法則すべてが満たされます。

以下、使用して実感したメリットを1つずつ解説し、その理由を明らかにしていきます。

紙の本と比べたときのメリット

机に開いたまま置いておける

 

「本を見ながら両手を動かしたいとき」って困りませんか?

そのまま置いたら、パタンと閉じてしまう。

この端末なら、画面を見ながら作業することができます。
書見台がいりません。

本を開いたまま手を離したいなら、書見台が必要。

よく、「本を読むだけではダメ。実行に移すことが大事」と言われます。

Kindle paperwhiteなら両手が空くので、より実行にうつしやすくなります。

たとえば、文章術の本の内容を、自分のメールやブログ記事に生かそうと思ったら?
お手本の書籍をKindle端末で見ながら書くのが一番です。

真っ暗な部屋でも読める

紙の本を夜寝る前に読むなら、照明が必要です。

Kindle paperwhiteならフロントライトが搭載されており、周りがどれだけ暗くても読めます。

消灯して布団に入ってkindleを読み、眠くなったらスイッチオフ。

寝る前に入れた知識は定着しやすい。

 

最高のナイトルーティンです。

中央の行の見えづらさを解消

紙の本って、綴じ部分付近の行が見づらくないですか?

真ん中らへん、見づらいったらありゃしない

グッて開こうとすると、手が疲れるのがストレス。

僕は、文章を読むこと自体は好きなんですが、紙の本のこういうとこが嫌いだったんですよね…。

 

Kindle paperwhiteなら、そんなストレスはありません。

せつやくま
せつやくま
どの行でも見やすい。

大事なところを後からまとめて見返せる

紙の本でも大事なところに蛍光ペンを引くことはできます。

Kindle paperwhiteにも「ハイライト」という同じ機能があります。

気になるところがあったら、指でどんどん上からなぞって線を引いていきます。

紙の本と圧倒的に違うのは、「線を引いた箇所だけ」あとからから見返すことができること。

専用ページでは、各本の線を引いた箇所だけをまとめて読むことができます。

メモとハイライトだけを集めた専用ページが超便利

 

端末上では、ハイライトを引いた箇所にカンタンにジャンプできます。

「移動」を押して、
『メモ』のタブを開く

 

これが超便利。

過去の自分が「大事だ」と判断したところだけ、効率的に読み返せます。

睡眠欲に合わせて明るさを自由自在に変えられる

夜寝る前に「寝落ち読書」するときは明るさを最弱にします。

明るさ最弱

すると、30分くらいで睡魔が訪れ、スコンと眠れます。

逆に朝、コーヒーを飲みながらとか、歯を磨きながら読む時は、明るさを最大に。

シャキッと目がさめます。

明るさMAX

 

しおりいらず

読んでいる途中で急用を思い出して机に本を置き、読書を再開すると、どこまで読んだかわからない…。

紙の本だと上記のようなことがよくあります。

しかし、kindle paperwhiteならそんなことはありません。

電源ボタンを押せば、直前に読んでいたページが開きます。

また、すべてのKindleアプリと同期しているので、別の端末で読んでいたページから読み進められます。

たとえば、外でiPhoneで78ページまで読んでいたとしましょう。

家に帰ってkindle paperwhiteを開けば、78ページから読み始めることができます。

手が疲れない

紙の本って手で持ってないと閉じるじゃないですか。

でも、Kindle paperwhiteなら机に置いて、手を離した状態で読めます。

文字の大きさ・行間を自在に変えられる

本で、たまにめちゃくちゃ字が小さいやつってありませんか。

少し昔の本とか。

古本屋で買った宮沢賢治『注文の多い料理店』の文庫本

 

その点、Kindle paperwhiteなら自由に文字の大きさ、行間、フォントを変えることができます。

福ねこ
福ねこ
老眼の人にもやさしいね。

片手だけで持ってページをめくれる

僕はバンカーリングをつけています。

左手で持って、ページをめくる時は画面の左端を押すだけ。

超快適です。

難しい本・分厚い本でも臆せず挑戦できる

分厚い本ってビビりますよね。

昔から読み継がれる名著って、分厚いのが多いし。

でも、Kindleならその心理的抵抗がなくなります。

 

分厚かろうが薄かろうが、Kindle Paperwhiteの前ではみな平等。

 

読書の幅が広がり、知識も増えます。

注釈が参照しやすい

注釈の数字リンクを押せば、該当の注釈ページに一瞬で飛べます。

 

また、注釈ページ上の数字を押せば、元のページに一瞬で戻れます。これは便利。

紙の本ならいちいち注釈とか読むのめんどくさい。
けど、これなら指1本で移動できるので、注釈を読む余裕も生まれます。

部屋が散らからない

本棚がいらなくなります。

200gの端末に数千冊の本を入れて持ち運べます。

昔読んで、奥の方にしまった本を探すのって、結構大変じゃないですか。

でも、kindleなら、タイトルを検索すれば一瞬で引き出せます。

ページが汚れたり、劣化することもありません。

10年経っても新品状態。

よく「動作がもたつく」と言われるデメリットがありますが、奥の方にしまった本を引っ張り出す労力と比べたら全然楽。

 

「ポチってダウンロードしてそのまま読む」を単独でできる

Kindle端末単体でも、ストアから本を買うことができます。

Wi-Fi環境下なら、本を買い、ダウンロードし、読む。

これがすべて単独でこなせます。

 

風呂場で読める

防水機能付きです。

IPX8等級の防水機能なので、水深2mまでの深さを最大60分耐えることが出来ます。
うっかり落としてしまっても安心出来る防水機能。

なので、風呂場でも読むことができます。

スマホ・PCと比べて

通知がこない、読書しかできないので集中できる

最大のメリットは、「通知がこず、読書しかできないこと」。

これにより、読書への集中力が極限まで高まり、効率が最大化します。

Kindle本は、スマホやPCのアプリからも読むことができます。

僕自身も、スマホやPCから読むこともあります。

 

しかし、それは手元にKindle paperwhiteがないときだけ。

もし「これから読書しよう」となって、目の前に

①スマホ

②PC

③Kindle paperwhite

があるなら、スマホの電源を切って別室に置くかタイムロッキングコンテナに放り込み、kindle paperwhiteで読書をはじめます。

スマホやPCはいろんなことができるぶん、読書に没頭しづらいのです。

また、最近ではスマホの人体への害が叫ばれるようになりました。

スマホは、マルチタスクの温床。

タスクの切り替えばかりしていると、年齢にかかわらず、記憶力も理解力も低下する。

『SINGLE TASK 一点集中術「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる』より

 

本読むのって知識を入れるためじゃないですか。

なのに、スマホで記憶力と理解力低下したら、読書効率が悪すぎると思うんですよね。

 

がんばって「スマホの他のアプリの誘惑に負けず集中するぞ!」と思っていても無駄。

なぜなら、僕たちは目の前の外部刺激に気を取られやすいから。

脳には新しいことだけに反応してドーパミンを産生する細胞があり、よく知るもの、たとえば「自分の家の前の道」といったものには反応しない。
(中略)人間は新しいもの、未知のものを探しにいきたいという衝動がしっかり組み込まれた状態で生まれてくる。

『スマホ脳』より

 

『スマホ脳』で紹介されていた実験が下記。

コンピュータ上で普通のワード形式の文章を読んだ後、単語いくつかにクリックできるリンクがはってある文章も読んでもらう。

その後、今読んだばかりの文章について質問すると、リンクを貼った文章の方が、内容を覚えていなかった。

リンクをクリックしたわけでもありません。

おそらく脳が常に「リンクを押すべきか否か」という決定を下し続けたせい

小さな決定のたびに知能をムダづかいして、集中力と作業記憶の両方が削られたわけです。

たとえば、スマホのLINEの通知を「クリックしない」のも、同じくらい脳が処理能力を割かなくてはならないということですね。

長期記憶をつくるには集中が必要。

集中していない状態で本を読んでも、脳は「この情報は重要だ」という信号を出しません。

 

なので、「通知が来ない」「読書しかできない」というのは、知識を定着させるという点で、実に大きなメリットなんです。

目に優しいので長時間読書しても苦にならない

スマホは画面が小さく、輝度も高いので、すぐに目が疲れてきます。

Kindle paperwhiteの画面は紙の本とほぼ同じ、明るさ調整が細かくでき、白黒反転もできるので、何時間ぶっ通しで読んでも目にストレスがありません。

ブルーライトカットのメガネをかけなくていい

僕は普段PC作業をするときはZoffで買ったブルーライト50%オフのメガネをかけています。

かけないと、めちゃくちゃ目が疲れるのです。。

(今もブルーライトカットメガネをかけてこの記事を書いています。)

 

kindle端末は目に優しいので、メガネをかけなくても余裕で読めます。

「メガネをかける」という工程を1つ省けるので、「習慣化第三の法則」である「易しくする」を実現できます。

睡眠を妨げない

スマホやiPadと比べて、寝る前に使っても、睡眠が妨げられません。

『睡眠こそ最強の解決策である』で掲載されていた実験をご紹介します。

実験期間は2週間。

最初の1週間は寝る前にiPadで読書。

後半の1週間は紙の本で読書するようにしたところ、

iPadの読書は睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を20%以上も抑えていた。

眠気の来る時間が遅れる。レム睡眠も劇的に短くなり、寝ても疲れが取れず、昼間もずっと眠たくなる。

iPadの使用をやめても、メラトニンの分泌が遅れる期間は数日間続く。

 

 メラトニンは人を自然な睡眠に誘う作用があります。

kindle paperwhiteなら、メラトニンの分泌を妨げず、ぐっすり眠れます。

充電が長く持つ

毎日1時間ほど使っていますが、充電頻度は月に2回程度です。

毎日毎日充電するのはめんどくさいですよね。

その煩わしさがないのは地味に大きなメリットです。

 

Kindle paperwhiteのデメリット

メリットもあれば、デメリットも当然あります。

率直な感想を包み隠さず書いていきます。

値段が1万5千円

タブレットとしては安いですが、読書端末と言う目的にしては高い、と僕も買う前は躊躇しました。

気軽な気持ちで買いづらいのは正直あります。

動作が遅い

ページをめくるスピードは「まぁこんなもんだろ」という感じなのですが、ホーム画面への移動など、その他の動作がとにかく遅いです。

とくに、文字入力は反映が遅すぎてイラつきます。

端末内にある他の本に目移りする

読書への集中力をアップさせてくれるのは間違いありませんが、それでも、1冊の本を読んでいる途中で、「そういえばあの本もあったな」と、別の本が読みたくなることがあります。

紙の本であれば、1冊だけ持って、スマホを家に置いてカフェに行けば、その一冊に完全に集中できます。

 

メモを加えにくい

ハイライトを引いた箇所にメモを加える機能があるのですが、文字入力が遅すぎてメモする気が萎えます。

スマホやPCだとササっと入力できるんですけどね。

固定レイアウトの本は読みづらい

文字の大きさを変える機能がありますが、一部の本はそれに対応していません。

PDFを見ているような感覚です。

文字の大きさを変えることができず、ハイライトも引けないので、Kindleの良さが活かしきれません。

そういう本は、紙で買うようにしています。

 

カバー、保護フィルムは必要か?

 

カバーはつけてません。

画面の保護フィルムもつけてません。

ですが、1年使用して、全く問題を感じていません。

つけているのは、寝転がっているときでも片手で読みやすいようにするためのバンカーリングのみ。

バンカーリングは、机の上に角度をつけて置くこともできるのでお勧めです。

こだわりはなかったので、Amazonで評価が良かった↓を選びました。

さらに読書に集中するための設定・ひと工夫

進捗状況の表示・非表示

デフォルトでは、ページ数の代わりに、「この章を読み終わるまでにあと〜分」「●●%」と画面の下部分に表示されます。

この表示は設定から消すことができます。

これで、より読書に没頭できます。

Kindle paper Whiteだけもってカフェに行く

スマホを家に置き、Kindle paper Whiteと350円だけ持ってスタバに入りましょう。

行動の選択肢が「読書」に完全に限られ、フロー状態で究極没頭読書体験ができます。

福ねこ
福ねこ
誘惑や刺激的な広告が多い現代、読書に没頭する時間はマジでキモチいい。

容量・回線の選び方

結論から言えば、8ギガの広告なし、Wi-Fiモデルで十分です。

マンガをたくさん読みたい人は、大きめの容量32ギガがオススメ。

どんな人にオススメか?

繊細さん

・本を開く手がつかれる
・画面の明るさを逐一調節したい

上記のような細かいことが気になる内向型の繊細さんには、痒い所に手が届くいいアイテムです。

せつやくま
せつやくま
繊細さんは読書好きが多いイメージですし、持っておくと生活が豊かになるんじゃないかな。

読書は好きだけど疲れる人

知識は欲しい。

「でも読書はつかれるしめんどくさいよ!」

そんな人には、読書にまつわるダルさをすべて消してくれるこのアイテムをお勧めできます

重い本を持ちたくない人

カバンに本を入れると重くなって移動の疲れが増えます。

カバンを少しでも軽くしたいという移動の多い人にもオススメ。

部屋が散らかるのが嫌な人

毎月本を買っていたら、いつの間にか部屋がごちゃごちゃ、本棚にも収まらず、溢れて変なところに置いている…というのは本好きあるある。

部屋を整理整頓でき、落ち着いた空間で読書するという暮らしができますよ。