仕事本

『小説家になって億を稼ごう』を超わかりやすく要約してみた

YouTuberより小説家が稼げる?

 

 

今回紹介する本は、ベストセラー作家の松岡 圭祐さんが書かれた、
『小説家になって億を稼ごう』
です。

 

□Youtuberやブログなど、王道の副業で失敗してきた
□想像力、妄想力には自信アリ
□どうせ稼ぐなら、大きく稼ぎたい

 

上記に当てはまる人には要チェックの一冊。

 

デビュー作『催眠』がミリオンセラーになり、大藪春彦賞候補作『千里眼』シリーズが累計628万部を超える人気作に。

そんな著者が、あなたに新しい稼ぎ方を提案してくれます。

 

都内に家が買えるだけの貯金があっても、通勤がないため、わざわざそこに住む理由はありません。郊外に広めの家を買い、高級車に乗る選択肢を有します。電車は乗りません。日中は道路が渋滞するかもしれませんが、小説家は時間が自由なので、夜中に空いている道を走れます。郊外の家とは別に、都内にマンションがあれば、夜のうちにそちらへ移動しておくことで、買い物など用事も難なくこなせます。

『小説家になって億を稼ごう』より

 

福ねこ
福ねこ
最後までよろしくね。

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稼ぐ小説のつくりかた【想造】

smiling boy in sweater
ギモンドリ
ギモンドリ
「小説で稼ごう」と言われても、肝心の「小説のつくりかた」がわからないよ?

そんなあなたに著者が提案するのが、『想造(そうぞう)』

以下のような小説創作の手法です。

想造

・好きな女優、俳優の写真を壁に貼って、それぞれに魅力的なプロフィールを書き添え、その部屋で寝食して過ごす。

・キャラクターの行動を、空想する。
力まず、自発的に動き出すのを待ち、さらにその行方を追う。

・うまく動き出さなければ、剥がして、別のキャラクターに入れ替える。

・頭の中で物語が完成するまで、書きはじめない。
メモすら取らない。

上記のとおり。

なぜこの手法が効果的なのでしょうか?

理由は、筆者が想像できるものは、読者も脳内で想像できるから。

これまでの小説指南書で解説されてきたのは、「アイディア」「プロット」「ストーリー」を用いた、起承転結に基づいた作り方。

しかし、この発想法は複雑で凝ったアイデアが必要であり、手垢がつきすぎている。

 

想造は、よりイノセントで直情的な現代の読者に刺さる手法です。

また、脳内での実体験を追想して文章表現するため、ノンフィクション作品と同じような重量感と迫力を得られます。

 

メモを取らない理由は、書き換えの手間を考えてのことです。

文字に起こしたストーリーを修正するのは大変ですが、想像であれば一瞬で書き換え可能だと松岡さんは言います。

 

この創作手法の大部分は、側から見ればなにもしていないような気になるかもしれません。

しかし、空想にふけっているだけの時間を、不安に思うことはありません。

ここが良い小説になるかを左右する、最も時間をかけるべき、最も重要な段階だからです。

 

取材やメモをしていると、目に見える成果物ができるので、いかにも仕事をしている気になる。

しかし、本当に進捗させるべきは、作者の頭の中の空想です。

想造、ざっくり解説しました。
本書では、「メインは○人、脇役は●人」など、かなり細かく解説されています。
本記事ではとても解説しきれないので、気になる方は実際に読んでみることを強くオススメします。

小説家になるための読書

person reading book on brown wooden table taken at daytome

小説家は読書家なイメージがあります。

福ねこ
福ねこ
なんか、大きい本棚に古今東西の小説が詰め込まれた書斎で原稿を書いているイメージがあるよね。

しかし、松岡さんが推奨するのは多読ではありません。

 

文章表現の手本に選んだ2、3冊を繰り返し読む。

上記のような読み方を推奨しています。

それはもう、暗記してしまうくらい読む。

あくまでも文章の型を身につけるのが目的で、他作品から発想を参考にするような多読はしなくてもいい、ということでしょう。

しかし読書嫌いのアニメ好きでありながら、ラノベ作家として富を築いた人は複数います。そんな彼らの作品を邪道呼ばわりするのは、抽象絵画をでたらめだと言うのと同じです。新規の創作には、過去のいかなる常識も当てになりません。

『小説家になって億を稼ごう』より

稼ぐ作家になるための3つの立ち振る舞い

MacBook Pro, white ceramic mug,and black smartphone on table

ここからは、想造によって作品が完成したあとにするべきことを、厳選して3つご紹介していきます。

応募する新人賞は、大手の権威ある新人賞

「出版に際しては、規定の印税が支払われる」と書いてある公募に絞りましょう。

契約前の編集者との協議

プロの作家になったのに儲からないという人は、契約前の協議が不充分なことが多いように思えます。

『小説家になって億を稼ごう』より

最重要は、正当なギャラが支払われること。

口ごたえしたら契約が流れるかも…

と恐ることはありません。

しっかり話し合うべきです。

編集者は、上司から、「新人作家は安く買い叩け」と指示を受けている場合があるそうです。

まずはギャラの形態を聞きましょう。

「原稿買取で印税はつかない」と言われたら論外です。

シリーズものを書く

映像化が決まった時点で続編を書き、シリーズ化しておくと、映像版が世に出ると同時に、シリーズ全体の売れ行きが伸びます。

著者の松岡さんも、多くのシリーズものを手がけています。

松岡さんのシリーズもの

・万能鑑定士Q
・千里眼
・探偵の探偵
・高校事変

おわりに

fountain pen on black lined paper

今回紹介した内容以外にも、

・逆打ちプロット

・映像化の依頼を受けた時の対応

・「小説家になろう」や「カクヨム」に参入するときの注意点

といった、具体的な内容が盛りだくさん。

せつやくま
せつやくま
要約のボリュームに抑えるために、伝えきれなかったところが多すぎる(泣)

小説を「ビジネス」として捉えて解説しているのは、この本だけ。

「想像力、妄想力を活かして稼ぎたい!」という人は、ぜひ読んでみてくださいね。