【この記事を書いた人】
・高級文房具が好き。
・ゆるミニマリスト
・所有しているアブラサス製品は、薄いメモ帳、保存するメモ帳、薄い財布、小さい小銭入れ
薄いメモ帳を購入して半年が経過しました。
![Amazonで購入した薄いメモ帳](https://www.moneycatss.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-29-17.59.08-1024x648.png)
買う前は、「ちゃんと使い続けられるだろうか?」と心配していました。
「使い方が特殊」かつ「高価」なので。
しかし、これが意外なほどに良かった。
メリットをざっと挙げると以下のとおり。
・メモ、アイデア出しに集中できる
・思いついた最高のアイデアを忘れず書き留められる
・メモとペンが常に一体
・小さいカバンに入れてもかさばらない
・使っているだけで上質な手触りに満たされる
・ストレスなくメモを取れる
・メモを取る量が増える
薄いメモ帳を実際に使って感じたことを中心にレビューしていきます。
![筆者が購入した薄いメモ帳](https://www.moneycatss.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-29-19.07.29.png)
もくじ
薄いメモ帳の特徴
![字がとてもヤンチャ](https://www.moneycatss.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-29-19.09.13.png)
まず、薄いメモ帳とはなにか、を解説します。
これはアブラサスというブランドが出している商品。
![Amazonのアブラサスブランドページより](https://www.moneycatss.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-29-18.06.45-1024x498.png)
ミニマリスト向けの、無駄を省いたコンパクトな商品を展開しています。
ミニマリストやシンプル志向の愛用者が多く、元ホストのローランドさんもアブラサスのファン。
薄いメモ帳は、「ポケットに入れても膨らまないメモ帳」を目指してつくられました。
特徴は下記のとおり。
薄くて小さい
![驚きの薄さ](https://www.moneycatss.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-29-19.11.19.png)
ポケットに入れてもかさばりません。
小さなカバンに入れても、場所を取りません。
厚さはわずか6ミリ。
リングがない
![リングじゃないのでストレスフリー](https://www.moneycatss.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-29-19.12.23.png)
リングに手が当たって不快になることがありません。
快適に書けます。
コピー用紙を折り畳んで使う
A4のコピー用紙を以下のようにして使います。
![①半分に折る](https://www.moneycatss.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-29-19.16.15.png)
![②さらに半分に折る](https://www.moneycatss.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-29-19.16.57.png)
![③さらに半分に折る](https://www.moneycatss.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-29-19.17.47.png)
![④ノートみたいにめくれるように整える](https://www.moneycatss.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-29-19.18.23.png)
裏紙でもOK。
3回折ったら、薄いメモ帳にセットします。
![⑤薄いメモ帳を開く](https://www.moneycatss.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-29-20.02.27.png)
![⑤右側にかます](https://www.moneycatss.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-29-19.20.42.png)
デザイン・質感が高い
普通は紙素材のメモ帳ですが、これはレザー。
僕が選んだのは、オロビアンコのCEO兼デザイナーとコラボした『Giacomo Valentiniモデル』。
通常モデルはエンボス加工されて、表面がブツブツしています。
傷はつきにくいですが、高級感はありません。
![エンボス加工](https://www.moneycatss.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-29-20.04.23.png)
その点、『Giacomo Valentiniモデル』のレザーは触り心地がなめらかです。
![筆者が購入した薄いメモ帳](https://www.moneycatss.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-29-19.07.29.png)
触っていてうっとりするほど、気持ちいい。
カラーバリエーションが豊富
色が豊富。
誰でも好きな色が1つは見つかるはず。
僕は、「茶×グリーン」のものを選びました。
薄いメモ帳のお気に入りポイント
僕が薄いメモ帳を半年以上使い続けている理由をお伝えします。
デザインが至高
![デザインが良すぎる](https://www.moneycatss.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-29-19.31.08.png)
滑らかな手触り。
相性の良い色のコンビネーション。
見た目がとにかく好き。
使いたくなるデザインです。
ペンと一体
ペンを通す穴があります。
![ペンを通す穴](https://www.moneycatss.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-29-19.33.00.png)
書き終わったらここに挿す。
なので、「紙はあるけどペンがない状態」を回避できます。
![常にペンと一体](https://www.moneycatss.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-29-19.32.06.png)
しっかり閉じれる
ペンを穴に挿して閉じる構造。
なので、しっかり閉じれます。
鞄の中でどれだけ揺られても、ページがぐちゃぐちゃになりません。
書き終わった紙が溜まらず、常に薄い
全ての面を書き終え、実行に移すか写真に撮るかしたら、僕は紙を捨てます。
なので、常に薄さがキープできます。
真ん中のリングがない
リングノートの真ん中のリングが大嫌いなのは、僕だけでしょうか。
あそこに小指の下が当たるのがめっちゃストレス。
薄いメモ帳だと、そういった引っ掛かりが一切ナシ。
快適に書けます。
新しいアイデアを出すことに集中できる
書くところは16面しかない。
なので、「それ以前に書いたものを見返す」という選択肢がありません。
おかげで、新しいアイデアを書き留めることだけに集中できます。
いざとなれば大きく広げて書ける
A4コピー用紙を折り畳んで使うので、いざとなれば展開して大きく書けます。
普通のメモ帳にはできないトランスフォーム。
16面のメモが1つの紙に収まる
全て書き終えた後、裏表それぞれ1枚写真を撮れば、メモの内容を全てデジタル保存できます。
メモの実行確率が上がる
16面書いたら処分しないといけないので、「捨てる前に実行しよう」という気になります。
薄いメモ帳をどんなタイミングで使っているか?
僕が日常生活で薄いメモ帳を使うタイミングをご紹介します。
ジムの風呂・シャワー上がり
![定位置は無印リュックのフロントポケット](https://www.moneycatss.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-29-19.41.18.png)
薄いメモ帳の定位置は、ジム用リュックの中。
お風呂上がりのドライヤー中に、目の前に広げて置いておき、何か思いついたらメモします。
書く内容は、以下のようなことが多いです。
・ブログのネタ
・ブログに加筆する項目
・筋トレの改善点
・やりたいこと
・その他思いついたことはなんでも
カフェで1人で書きながら考えたいとき
ジム用リュックは、ジムに行かない日でも、職場にも持っていくことが多いです。
仕事帰りに考え事をしたくなったらカフェに行きます。
カフェに行って薄いメモ帳を開いて、コーヒーを飲みながら思いついたことを書き留めます。
不意にカフェに行こうと思いついた時、いつでも鞄の中にあるので、機会を逃しません。
PCで作業しているときの「手元ノート」として
企画やブログ等の文章をPCで打っているとき、
「ちょっと手書きしながら考えたいな」ってときがよくあります。
手書きの方がアイデアが広がりやすいので。
そういうとき、普通のB5ノートだと、ちょっと大きすぎる。
机に置くスペースがない。
そこで、薄いメモ帳の出番。
PC作業中の机の傍らに置いても邪魔にならず、小さ過ぎない絶妙なサイズ感。
![](https://www.moneycatss.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2022-05-29-15.10.33-300x219.png)
カフェで天板が狭い机に座るときにも活躍します。
スタバの丸机とかだとPC置くだけで精一杯ですが、薄いメモ帳なら、PCのトラックパッド付近に置いても使えます。
![](https://www.moneycatss.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2022-05-29-15.15.29-300x188.png)
薄いメモ帳の微妙なところ
微妙なところもありました。
以下のとおりです。
ストックの用紙を入れておけるスペースがほしい
「フロントポケットがもう少し幅広なら、ストックのA4用紙を折り畳んで入れられたのになぁ」
と思います。
1枚のコピー用紙で16面しかないので、書くスペースがなくなったらどうしようもありません。
一応、挟むところにストックの用紙を詰めることもできます。
今はこれで対処しています。
![もう1枚はなんとか収まる](https://www.moneycatss.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-29-19.00.23.png)
ペン先がゆるむ
付属の「ぴったりなペン」。
書き味やインクに不満はありません。
しかし、書いていると、だんだん先のネジがゆるんできます。
その度に締め直しますが、地味〜に気になります。
![書いていると、ペン先のネジが緩んでくる。](https://www.moneycatss.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-29-19.02.11.png)
裏返したり折りたたむのがめんどくさい
A4のコピー用紙を使うので、どうしても折りたたむ手間が発生します。
一面を使い終わったら裏返したりと、ちょっと煩わしい部分もあります。
が、購入前に思っていたよりかは、めんどくさくありませんでした。
高価
メモ帳、というかちっちゃいレザーのバインダーですが、値段は6000円越え。
「高い!」と感じる人がいるのも当然です。
薄いメモ帳はこんな人にオススメ
・1個1個のアイデアにこだわりたい
・レザー好き
・愛着を持って1つのものを使い続けたい
・常にカバンに入れておきたい
・おしゃれでコンパクトなメモ帳を探している
・無地で広く使えるメモ帳がほしい
・メモ帳とペンを常に1つにまとめておきたい
上記のような方は、買って満足できるアイテムです。
おわりに
メモは大事。
思考の整理と可視化。
観察力の強化。
忘れ物防止。
発想の展開。
メモの重要性に焦点を当てたベストセラーも多く出ています。
しかし、メモは大事とわかっていても、なかなか書けない人もいるでしょう。
メモの量を増やす。
そのためには、「メモを書くことを魅力的にする」というアプローチが効果的です。
僕がわざわざ高級な文房具を選ぶのも、そのため。
「お気に入りの道具と戯れたいからメモを取る」。
↑の動機で、メモを取る量は確実に増えることを実感しました。
「つい触りたくなる」という究極の機能性を備えた『薄いメモ帳』。
オススメです。