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幅広で長時間歩いても疲れない!ビルケンシュトックをレビュー

筆者の黒ボストン

楽園的履き心地。

 

学生時代から30歳の今まで、ずっと履き続けている靴があります。

それがビルケンシュトック。

サンダルが有名ですね。

 

夏場に街で見かけたことあるかと思います。

僕は、「ビルケンシュトックの靴しか履きたくない」というくらいビルケンの靴が好きで。

この靴の何がいいかって、長時間履いて歩いても疲れない。
特に足幅が広い人にオススメ。

今回は、靴選びに迷っている人に向けて、ビルケンシュトックの魅力についてお伝えしていきます。

福ねこ
福ねこ
最後までよろしくね。

ビルケンシュトックとの出会い

白いテキスタイルにグレーと茶色の靴下

出会いは、大学生のころ。

大学生になると、私服で学校に行かなければならない。

当時の僕は、はちゃめちゃにダサくて。

母親に買ってもらった服しか持ってませんでした。
クリップが敷き詰められた柄のトレーナーとか着てました。

黒い表面に複数の色のペーパー クリップ

大学1年生から自分で店に行って服を買い始めました。

その中でも、靴選びが難しくて。

 

どの靴も履き心地が悪く感じてしまう。

 

僕自身ストレスに弱いというのもあって、ナイキのような幅が狭い靴だと、締め付けられてる感じが気持ち悪かった。

靴ってそういうもんなんですけどね。

でも、それが受け入れられないぐらい気持ち悪くて。

ニューバランスとか履き心地良いって言いますけど、それでも「しんどいなー」って思っちゃうぐらいなんで。

で、幅が広い靴を探してて。

たくさん靴を買って失敗してどうしたもんかなと思ってたところ、姉にビルケンシュトックを教えてもらいました。

初めて履いた時は、「こんな靴があるのか!」と驚きました。

履き心地が、これまで履いたどの靴とも似ていない感触だったんです。

そこから、いろんなモデルを買い足しつつ、毎日履き続けています。

ここの靴を教えてもらった姉には、本当に感謝してますね。

ビルケンシュトックの魅力

黒のビルケンシュトックを履いている人

ここからは、10年履き続けている僕が感じているビルケンシュトックの魅力についてお伝えしていきます。

魅力①修理しながら長く使える

1つ目の魅力は、長く使えて愛着を持てること。

レザーなので磨いてケアしたり、店舗に持ち込んで修理に出すことで、同じ靴でもかなり長く履けます。

 

たとえば、↓の黒のボストンはかれこれ5年以上履いてます。

筆者の黒ボストン筆者の黒ボストン

このように、学生時代から着続けてるファッションアイテムはビルケンだけ。

自分の中では普遍的なアイテムですね。

WEARとかインスタとか見る限りおしゃれな人も履いてるのでファッション性もしっかりあると思います。

魅力②天国の履き心地

2つ目の魅力は、なんといっても履き心地。

ビルケンの履き心地は天国。

締め付けやストレスがありません。

学生時代、派遣の肉体労働のバイトをしてました。

音楽コンサート現場のステージのセットを組んだりしてたんです。

現場では安全靴を履くんですよ。

先っぽに鉄板みたいなのが入ってて、万が一上から何か落ちてきた時に足を保護してくれるやつ。

黒い革の編み上げブーツを履いている人

これが想像に難くないと思うんですけど、めちゃくちゃ履き心地が悪くて。

で、そのバイトが終わったら、ビルケンに履き替えるわけです。

瞬間、地獄から天国に変わります。

海の上を飛んでいる 5 羽の鳥

まさに足のご褒美。

ビルケンの形状って、完全に人間の足の形と同じなんですよ。

 

土踏まずのところは盛り上がってて、フィットする。

中敷〜ソールは4層構造になっていて、一番上がコルク素材なんで、履くごとに沈み込んで、どんどん馴染んでいきます。

 

ビルケンを履くのは、単に履き心地のためだけじゃありません。

疲れにくいから、おのずと活動量が増えるんですよ。

 

一時期、社会人しながら劇団所属して、年間20回以上公演で舞台立ちつつ、習い事3つくらい並行できてたのは、ビルケンのおかげといっていいでしょう。

 

かかとがないタイプだったら、靴擦れのしようがないのもいいですね。

ずっとビルケンの幅広タイプの40サイズしか履いてないので、新しく買ったビルケンでも、履いたその日からフィットする。

 

「人生の快適度を上げる」という意味で、ビルケンはいい投資になります。

 

誰しも外出てる時は常に靴を履いてるので、費用対効果は高い。

 

最近は「家でも履いた方がいいんじゃないか」と思って、ビルケンのルームシューズも買いました。

ビルケンのルームシューズビルケンのルームシューズ

これ快適。

 

僕は家でずっと立ち机で作業してるんですけど、立ちっぱなしだとさすがに足裏が疲れてくる。

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ですが、ビルケンだと中敷のコルクが体重を受け止めてくれるので、疲れにくい。

在宅中の仕事効率やQOLもあげてくれてオススメ。

 

何がいいかと言うと、足にピッタリ合うんですよね。

見てくださいこの形状。

赤ちゃんの足

普通の靴と違って、人間の足そのものの形に近いでしょ。

足幅が広くても狭くても会うように、定番もモデルには「幅広タイプ」と「幅狭タイプ」が用意されています。

僕なんかは足幅広めで締め付けがイヤなんで、幅広タイプを愛用しています。

魅力③丸っこいフォルムが可愛い

スタイリッシュとは言えませんが、丸っこくて愛嬌があるフォルムです。

なので、スキニーパンツよりかは太めのパンツによく合います。

 

オススメのビルケン3タイプ

ブラック レザー オープントゥ サンダル

これまでビルケンは10足くらい、いろいろな型を買ってました。

その中から、個人的におすすめの型をご紹介します。

ボストン

自分も好きだし、ブランド内でも人気で使いやすいのが、ボストン。

ド定番ですね。

形は、簡単に言えば、スリッパ。

色も豊富だし合わせやすいし。

夏でも冬に履いても違和感ないデザイン。

つま先が閉じているので、不意の雨に降られてもダメージが少ない。

なにより、楽ですね。

出かける時とか、靴履いて扉開けて鍵閉めたはいいものの、忘れ物して戻ることがあるじゃないですか。

そういう時、ヒモ靴だとめんどくさくありませんか?

でも、ボストンだったら忘れ物してもすぐに脱げてすぐ履ける。

着脱が簡単。

だから服を買いに行くときも便利。

 

試着室に入るたびに靴を毎回脱いで履いて…は面倒くさいですから。

 

着脱が多い機会にはビルケンが大活躍。

余談ですが、ボストンには冬用もあるんですよ。

冬用のボストン冬用のボストン

中にもふもふのファーがついてて、真冬でもあったかい。

去年初めて買ったんですが、めっちゃくちゃ使いやすいですね。

ムートンブーツもいいですが、ビルケンはちょっと隙間が空いてて、つっかけなので通気性がいい。

冬用のビルケンは、一足持っておくと、ちょっとした外出に便利ですよ。

僕は仕事にも毎日履いて行ってます。

履き心地も、通常のものと違っていい。

フッドベッドの表面がモフモフなんで、高級な絨毯の上を裸足で歩いてるような感覚です。

チューリッヒ

僕が一足目に買ったチューリッヒは、ブランド内でも屈指の人気です。

つま先が開いているので、夏には涼しく通気性がいい。

秋冬には靴下との組み合わせを楽しめます。

そんなチューリッヒですが、注意点があります。

僕が最初に買ったのは、「ナチュラルレザー素材」の茶色のチューリッヒでした。

履き心地は最高だったんですが、革が硬くて。

以下のツイートに強く共感しました。

靴下を履くと気にならないんですが、親指の付け根に刺さって痛かった。

よほど皮膚が丈夫じゃないかぎり、スウェード素材の柔らかいレザーがあるんでそのタイプ買ってください。

スウェードなら素足でもいけます。

ロンドン

筆者のロンドン(スムースレザー|ブラウン)筆者のロンドン(スムースレザー|ブラウン)

次にご紹介するのが、ロンドン。

 

履き心地が良く、コーディネートにも合わせやく。

最も幅広いシーンで使えるのがロンドンだと思います。

 

先ほどのボストンにかかとがついただけと考えていただけるとわかりやすいですね。

着脱はすこし手間ですが、代わりに外観のフォーマル度が上がります。

ヒモなしのシンプルな革靴のような面持ちになる。

とはいえ、サンダルらしさも残っており、ボストンの時にあった隙間もあります。

ここにカラーソックスを履くと色が足せておしゃれですし、黒いソックスを履けば目立たなくさせられます。

人気モデル「モンタナ」をオススメできない理由

オススメできないビルケンとして、モンタナを紹介します。

かっこいいんですけどね。

ビルケンにしては珍しく、靴ヒモがあります。

前方と後方で皮の種類が違ったり、カラーが違って、ひときわファッション性が高いモデルで、一時期大流行しました。

ただ、靴ヒモの通し方が独特なせいで、痛いんですよ。

靴紐が、足の甲に直で当たるんです。

 

これがめちゃくちゃ痛い。

 

分厚い靴下を履いていれば大丈夫かもしれないんですけど、通常の薄さの靴下だとめちゃくちゃ痛いです。

履いてられない。

QOLが下がる。

結局売っちゃいましたね。

どんだけデザインが良くても、履き心地が悪いと無理です。

 

シューズに近いデザインがいいなら、先ほどお伝えした『ロンドン』がオススメですね。

ビルケンのデメリット

履き心地最高で見た目もいいビルケンですが、デメリットもあります。

そのデメリットとは、靴底のすり減りが早いところ。

特に、かかと部分が早くすり減ります。

公式で修理に出せるんですけど、修理代金が高い。

1回5000〜6000円とかします。

擦り減りがコルク部分まで届いてしまうと、より料金上がります。

修理期間も謎に長くて、2ヶ月ぐらいかかります。

「そんなかかるか〜」って文句言いながら修理に定期的に出してるんですけど、僕はもうビルケンしか履けない足になってしまったので、同じ季節に履くやつは2足以上用意して、修理に出してても毎日ビルケンが履けるようにしてます。

おわりに

幅が狭い靴がしんどくて、快適な靴を探しているなら、ぜひビルケンシュトックを試してみてください。

ちなみに、僕はサイズ40を履いてます。

お店で足を測ってもらうと39がジャストらしいんですけど、40だと完全に締め付けがなくなるで40にしてます。

普通の靴ってサイズ大きめだとガバガバになっちゃうんですけど、ビルケンてトゥバーがあるんで、出っ張ってるところをつかむようにするとしっかり固定されるんです。

とはいえ、大きすぎるとよくないんで、ぜひお店で試着して試してみてくださいね。