いつも当ブログをお読みいただき、ありがとうございます。
今回は、運動の話題。
僕は社会人からジム通いをはじめ、7年ほど続いています。
筋トレも有酸素運動も両方します。
ベンチプレスの最高記録は100kgです。
スクワットは110kg、デッドリフトは140kg。
こちらの記事によると、「筋トレを1年間継続できる人は4%以下」らしいですね〜。
どうも、上位4%です。
ということで、今回は「社会人の運動が続かない理由」と、僕なりの「運動を継続するための考え方」について3つずつお伝えしていきます。
もくじ
社会人の運動が続かない3つの理由
社会人の運動が続かない理由は、下記のとおり。
①いきなりハードルを上げすぎ
②メリットを少ししか知らないから
③タダで有益なことを企業は宣伝広告しないから
①いきなりハードルを上げすぎ
最初から限界まで追い込む長時間のトレーニングをすると、長く続きません。
なぜなら、人は苦痛を避け、快楽に向かう生き物だから。
これまで運動していなかった人が、急にハードにトレーニングすると、負荷が強すぎます。
脳は、「こんなしんどいこと、もうやらない!」と運動を避けてしまうようになります。
継続して良い体になってきたり、運動の恩恵が現れる前にやめてしまう。
運動といえば、部活などの経験やジムで鍛えている人のイメージから、「汗をダラダラ流しながらするもの」と刷り込まれているかもしれません。
しかし、社会人は、仕事に付き合いに忙しい。
そんな中で、いきなりハードトレーニングをできるわけがありません。
なので、忙しい時でも運動できるくらい、ハードルを低くしておくのがポイント。
②メリットを少ししか知らないから
運動すれば、痩せて健康になる…
このくらいの認識では、運動から得られるメリットが少なすぎて、続きません。
実は、運動は身体だけでなく、脳やメンタルにも良い影響があります。
それらのメリットをもっと多く知れば、むしろ「運動しないと損」という気持ちになります。
「頭でっかちは良くない」とよく言われます。
でも、運動に関しては、知識がないと続かないと思うのです。
たとえば、いくら頑張って筋トレしていても、食事の仕方を知らなければ、体型が変わらず、やる気が出ない。
しんどいだけで、なんのためにやっているのかわからなくなる。
これらは、知識があれば解決できる問題です。
効果的に運動に関する知識を得る方法は、後ほど詳しく解説します。
③タダで有益なことを企業は宣伝広告しないから
『スマホ脳』で一躍有名になったアンデシュ・ハンセン氏の『運動脳』に書かれていた内容が印象的でした。
そもそもこの記事を書こうと思ったのは、上記の書籍をオーディブルで聴いたのがキッカケ。
運動に素晴らしい効果が数多くあるにもかかわらず、それがイマイチ広まらないのはなぜか?
↑の問いに対する答えが面白かった。
抗認知症治療薬と同じかそれ以上に、運動は脳にポジティブな影響をもたらす効果があると研究で判明したにもかかわらず、それほど話題にならなかったそうです。
脳トレゲームよりも運動した方が脳は鍛えられるけど、誰もそれを言わない。
なぜか?
その理由は、お金にならないから。
僕たちが近所をウォーキングしても、家で腕立て伏せに励んでも、経済は動かない。
世の中には広告が溢れていますが、当然お金にならないことは宣伝されません。
行政のポスター等もありますが、企業が多額のマーケティング費用をつぎ込んで制作する広告のインパクトには勝てない。
もし「脳の機能を上げる薬が開発された!」とあれば、製薬会社がこぞって開発・宣伝するでしょう。
しかし、お金にならない有益なことを、声高に叫ぶ人は少ない。
それに、僕たちは、値段が高いほど、それに価値を感じてしまう生き物です。
それを端的に表した有名な事例がありますので、紹介します。
話の舞台は、アリゾナのとあるインディアン・ジュエリー。
オーナーの女性は、ターコイズのストーンがなかなか売れずに困っていました。
なので、半額にするようスタッフに指示し、彼女は買い付けに出かけました。
店に戻ると、ターコイズはすべて売れていました。
しかし、実はスタッフは間違えて価格を「2倍」にしていたことがわかり、彼女は驚いた…
という話です。
『影響力の武器』という本の序盤に出てくる話です。
人は、高い値段がつけられていると、「それ相応の価値があるものだ」と錯覚してしまうもの。
逆もまた然りで、「お金がかからないものは、価値が低い」と感じてしまうのです。
3つの運動継続戦略
では、どうすればいいのか?
対策を以下の3つにまとめました。
①オーディオブックで運動のメリットを脳に流し込む
②ハードルをとことん下げ、2ヶ月は続ける
③初心者向けのジムを選ぶ
①オーディオブックで運動のメリットを脳に流し込む
いろんなメディアがあるなかで、最も運動のメリット・方法について詳しく、偏りなく教えてくれるのは、「本」です。
僕自身、kindleで筋トレ本、運動本をたくさん読んできました。
読書によってメリットや運動のやり方を学んだおかげで、筋トレを継続できています。
しかし、読書は苦手という人も多い。
ショートコンテンツに慣れてしまった現代人は、2時間も本を読んでいられない。
なので、オーディオブックがオススメです。
オーディオブックとは、本の朗読サービス。
耳で聴き流すだけで本の内容が頭に入ってくるので、時間を効率的に使うことができます。
僕は、ジムまで歩く道すがら、運動本を聴いてモチベーションを高めています。
運動しながらイヤホンで聴くのも非常にオススメ。
運動への身の入り方が変わります。
オーディブルで聴けるオススメの運動本は下記の2冊。
①超 筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超・科学的な理由
②運動脳
筋トレのモチベアップなら①、有酸素運動のモチベアップなら②がオススメ。
両方やるつもりなら、両方オススメ。
AirPods Proの半額以下で買えるオススメのノイズキャンセリング機能付きワイヤレスイヤホンは、下記で紹介しています。
②ハードルをとことん下げ、2ヶ月は続ける
初心者がつまづく原因は、いきなり高いハードルを設定するから。
最初の2ヶ月は、「自分を追い込まないといけない」という考え方を捨てましょう。
とことんハードルを下げ、超簡単なことを淡々と
具体的には、↓くらいハードルを下げます。
・ジムに行って1種目1セットだけやって帰る
・自宅で腕立て伏せを1回だけやる
と思うかも知れませんが、目的は体を鍛えることではありません。
運動を習慣化することです。
習慣化してから、改善すればいい。
運動があなたの生活に根付いて当たり前のものになってから、運動をレベルアップさせましょう。
③初心者向けのジムを選ぶ
気合を入れていきなりゴリマッチョの巣窟とも言える本格的なジムに入ってしまうと、自分の身体と比較していたたまれなくなり、退会か幽霊部員を余儀なくされます。
たとえば、『ゴールドジム』は本格的に鍛えている人が多いことで有名。
実際に行ったことがある友人に聞いたところ、やはりマッチョが多いらしいです。
僕は24時間営業の『エニタイム』にも通っていますが、意外と本格的な人が多いです。
(みんな肩幅が異常に広くてタンクトップ着てる)
まずは、ラフに運動を楽しんでいる人が多いジムに入りましょう。
初心者にオススメなのは、『コナミスポーツ』と『チョコザップ』。
僕はコナミに5年ほど通い続けていますが、ゴリマッチョが少なく、老若男女幅広い層が利用しています。
チョコザップは、そもそもゴリマッチョが来ない仕様になってます。
なぜなら、ゴリマッチョが好むフリーウエイトがないからです。
フリーウエイトというのは、バーベル(棒)にデカイ円盤状の重りを差し込む、アレです。
マッチョが顔を男梅みたいにしてベンチプレスしてる、アレです。
チョコザップには、スタッフがいないことから、安全が担保されているマシンしか置かれていません。
転倒防止のためか、ランニングマシンすらない徹底ぶり。
と思うかも知れませんが、各マシンに貼られたQRコードを読み取ることで、使い方の解説をスマホで確認できます。
また、シャワーがないので、自然と汗をかかない程度の運動に抑えようとする心理が働くため、ハードルを下げた運動を継続するにはもってこい。
有酸素運動は30分も続けていると汗が噴き出してきますが、マシンで筋トレするなら、本気でやっても意外と汗はかきません。
服装と靴が自由なので、面倒な毎回の荷造りからも解放されます。
手ぶらで入れます。24時間使えます。
サラリーマンがスーツにビジネスバッグで来館して、ジャケットを脱いでそのまま革靴で運動することもできます。
料金も月2980円(税抜)と、他にはない安さ。
実際に使っている知人も、「使いやすい」と言っていました。
長年トレーニング事業を続けてきたライザップグループ監修なので、そのあたりの安心感もあります。
今後も店舗数が増えていきますので、運動初心者にはチョコザップが一番オススメです。
おわりに
★社会人の運動が続かない3つの理由
①いきなりハードルを上げすぎ
②メリットを少ししか知らないから
③タダで有益なことを企業は宣伝広告しないから
★運動継続戦略3つ
①オーディオブックで運動のメリットを脳に流し込む
②ハードルをとことん下げ、2ヶ月は続ける
③初心者向けのジムを選ぶ
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